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炭素埋設で磁場を整える
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2006年11月4日

■高電導備長炭について

弊社、高電導いやしろ炭は、窯元より、送られて来た高電導素材のウバメガシを、特殊電子処理し、(電子水で一本ずつ灰を落としながら手洗いし、その後、超特・電子水で煮沸処理をします。その間、それぞれ2日間静電場にて電子チャージをし、高電位に仕上げてます)商品化致してますが、備長炭の製法について色々と、お問い合わせがあり、窯元のみなさまの資料を、一部ご案内します。いやしろ炭は、土佐産のものと、紀州産のものと、目的に合わせて併用して商品化してます。そこで、今回は、土佐の備長炭の話から・・・
県の無形文化財に指定された高度な製炭技術
木の国、和歌山。その和歌山で江戸時代の元禄元年間に生まれた紀州備長炭、「備長」とは、紀州田辺の炭問屋、備中屋長左衛門の名を取ってつけられたと云われている。
火力が強い上、火持ちも良く、うちわ一本で、火加減の微妙な調整が思うままに出来る。うなぎの蒲焼など、料理燃料として今でも「最高」の折り紙をつけられている。
その優れた製炭技術は、瀬戸内海を渡って、土佐(高知県)日向(宮崎)に伝わり、それぞれ土佐備長炭、日向備長炭となった。現在は台湾、中国、ボルネオやビルマ等の東南アジアにまで製炭技術が伝えられ、「南洋ビンチョウ」の言葉まで生まれている。
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木炭には「黒炭」と「白炭」がある。黒炭は、炭焼きの時、木が炭になった時点で釜を密閉して消すもの。一方、備長炭に代表される白炭は、口を開いて空気を送り込みながら、炭を窯からかき出し灰をかぶせて消化する。最後の段階で高熱になるため、木の皮がとけ、肌がツルツルとして硬く、又炭が付着する為白くなる。この白炭はアジアにしかない特異なものだ。
土佐では平安時代から白炭が焼かれていた。更に、正月や節分に備長炭の原木、ウバメガシの枝を燃やす風習があり、古くからウバメガシの火力に畏敬の念を持っていたようだ。備長炭はこのような素地から、生まれるべくして生まれたといえる。

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