思考力・直感力を鍛える
世は正に、パニックを生み出す条件が揃い過ぎ、何が本当か解らない状態。これでは、今何をすれば国民の安全と安心を確保し安定できるかが解らない。
パンデミック、株の暴落、オリンピックの延期、消費税減税それに加えて、アフリカ初のバッタの群れの北上、更に豚コレラと来たらどう考えても、気候変動や異常気象に対する準備等、明日でも出来るかも知れない事に目がいかないのも致し方ない。
しかし、一般の方は何が正しいかの判断をどうすれば良いのだろうか?
国民の殆どの方の、情報源は、年齢層に因って少し異なる。
ある程度年齢を重ねた方は、テレビやラジオ、新聞が多いと想うが、若年層はネットやSNSをその基としていると想う。
しかし、テレビを中心とする報道機関がプロパガンダを繰り返していれば、国民の混乱はますばかり。
実際はある商品なのに、『無くなる』と報道すれば、店頭からトイレットペーパーが瞬く間に無くなってしまう事例は、正にこの悪影響と言える。
今、大事な事は何が本当かを見極める判断能力と、それに基づいた必要な行動だ。
意識が変われば行動が変わると言われるが、その意識を変える世論。
その世論に、間違った思想を植え付けるのがプロパガンダ。
このプロパガンダに惑わされぬ為には、正しさを見極める感性が要る。
勿論、ネット上の情報を見極めるには、操作を正しく使う為の能力も必要だし、その為の努力も必要だが、先ずは、正しいものを見極める、直感力を鍛える生活が必要。
その為には、先ずは環境づくり。
出来なければ。我が身をイヤシロチへ誘ってでも冷静さと、感性を磨かねば惑わされるばかり。
どんな時代にも惑わされずに、流されずに生き抜いて来た、先人、偉人はこの感性の高揚に常に心がけているもの。
心と体をイヤシロチ化して、感性を鍛え上げ、何が起きても負けない、矜持な肉体と精神力で立ち向かって行きたいものだ。