電子うなぎ
日本の食卓を飾る美味しい主役は数々あれど、中でも庶民にとって大人気なのが《うなぎのかば焼き》ですね。
うなぎと言ってもいろいろな料理法や食べ方がありその楽しみ方も万種万段階あろうかと思います。
そのうなぎですが、絶滅危惧種にも指定され、一時は食卓から消えるのではと大きな心配が取りざたされた時期もありました。
一方で生産者や食材提供の立場にある方々のご苦労もあり、純日本産や外来種の供給でかなりの保管が窮地を救ってくれています。
今年は、純日本産のジャポニカという品種も豊漁のようでしたが、ピンチの時はかなり外来種の補完がなされたようです。
素材としては、なんと言ってもジャポニカの天然物に叶う対抗馬はいませんが、料理方法等で相当に追いつけるようになりました。
養殖技術も向上し、ジャポニカ以外のビカーラやパシフィカ等も肉質は向上してきました。
しかし、養殖ものには生産性を向上させるため、成長を早く促す成分の餌も少なくなく、私たちの感覚でも、臭みや、食感を損なわせるものもあり、がっかりすることも中にはあります。
そんな中、養殖のうなぎでも。本当にエグミがなく、ふわふわとろとろで皮はサクッと香ばしく、程よいコラ^減の旨みを向上させる技術もあります。
そこで、目を引くものがあり、その名も電子うなぎ。電気うなぎではありません。
養殖場より仕入れ、1週間ほど電子チャージされた水槽につけるだけで、先の旨みがドパット引き出され、とっても美味しい電子うなぎの誕生です。
匂いもまるでなくて香ばしい焼き上がり。お口の中でふわっととろけるように染み渡ります。
中でもうざくにしただけで、超人気店になったお店も多いです。
電子には、デトックス効果もあり(不純物を出す効果)、ストレスも少なくさせるため、元気で天然もののような食感です。
ぜひお近くのお店でご賞味くださいね。