イヤシロの不思議
カタカムナと、電子水や炭素埋設などを理論的に構築した「静電三法」は共に楢﨑皐月翁が文献化したものですが、どちらも全く違う(時代も場所も)ところから生まれています。
まず、静電三法とは、楢﨑翁が若き頃旧日本陸軍に招聘され、各種物理学やエネルギー、製鉄や軍事に必要なものの研究開発を進めたもので、終戦後自費と支援者からの資金で作り上げた叡智です。
これらの構想をまとめ上げていた頃に、兵庫県芦屋市の金鳥山山中での研究中に、偶然、出会った神社の宮司さんから、「巻物(80首に及ぶカタカムナ図象符)」を転写することを許され、写経するように手書きで書き写した文字が、カタカムナ文献だったのです。
そのカタカムナ文献を紐解くと同時に、カムヒビキ、カンナガラを解読し、そこに示された内容を論証するうちに、それまで長い歳月をかけた研究資料と、カタカムナ文献に記された図象符の内容がものの見事に、描かれていると言うことに楢崎翁も気がついたのですが、これには、想像を絶する驚きと感動だったでしょう。
カタカムナの80首に及ぶ図象符に残されている内容は、宇宙の仕組みや法則のことで有り、現代で言う量子力学の基本でもあります。時系列では、時代を遥かに超えて発明された静電三法も、自然界の成り立ちを目的に活用するための法則ですので、ある意味当たり前と言えば当たり前ですが、それこそまさに相似した現象で有り相似象の具現化、論証化といっても過言では有ません。
私がこの静電三法にであった時からの疑問だったのが、一万年以上前の文化と、現在の科学文化の変遷を得て構築された叡智が一致するなんて、天才でなければこれらを証明できるはずも有ませんが、不思議でならないものです。
カタカムナ(80首)の中に、イヤシロチ(32首、33首、34首、55首)が出てくるのですが、私は静電三法を先に知ったので、イヤシロチの知識で、カタカムナの拝読に抵抗はありませんでしたが、のちに楢﨑翁のカタカムナの後継者宇野多美恵先生に薫陶をうけ、なんとか今日まで研究を続けましたが、今だに不思議な力に魅了されっぱなしです。
まず、どこまで行っても完全に理解することはできませんが、この研究も実用も楽しくて面白くて仕方有ません。
皆様も、ぜひイヤシロチでイヤシロ生活を満喫して下さいね。