神話とカタカムナ
神話とは、上古代の神様にまつわる話とされていますが、カタカムナ文献のカタカムナ図象符によって楢﨑皐月翁は、その中身を現代人に分かりやすく解読されました。
そもそも、古代には神の存在を理解する認識はなく、カミという解釈は、宇宙の根源(川上のカミ)をさし、その具体的お話を、カタリとしていました。
神語りが変じて神話とされるようになったのです。
その神話をもとに、古代より神道での考え方として「カンナガラ」という伝承されてきたものがありますが、
楢﨑皐月翁の解読は、カンナガラの104首を見事に果たしています。
カタカムナの80首に及ぶウタヒと呼ばれる図象符には、27回のカタカムナという言葉、そして43回に及ぶカンナガラという声音符が出てきます。
このことを持ってしても、カタカムナとカンナガラは上古代より同時期に存在していてその文化性の高さに驚かされます。
神話の本質は、宇宙や天然の摂理であり、人としてのあるべき姿を反映したものですから、神話もカタカムナも、カンナガラも大和民族の誕生期からなくてはならないものだったのです。
イヤシロの叡智もさまざまな技術も、改めて生活に反映すべきであり、親しんでいけるようにお届けしてまいります。