三種の神器の凄まじさは、驚きの連続でしたが、一番最初に驚いたのは、長いこと理解できないことが瞬間に直観のように理解できて、問題がなんでもなかったとわかった瞬間でした。
本物の勾玉を見ての話です。
カタカムナのウタヒの80首のうち、中心の図象符は八咫鏡で、マガタマのウタヒは最も少ないのですが、解読した楢﨑先生の記述では、ある一点の矛盾を感じていました。
マガタマについては楢﨑翁は、相似象学会誌の第4号に解説しています。
ちょっと参考までに(以下)
ヤサカノマガタマ と言う名称の、それぞれの声音の基底思念は、『極限(ヤ)分れた(サ)カタチ(チ)のマガタマ』。即ち。アマから、最も極微に分かれた粒子のタマ、の意味を表している。彼らは宇宙の天体の生成消滅の相(スガタ)に、全てのものの原型があると、直感的に把握した。そして、自然界の万物万象は、動物も、植物も、人間も、そして大地や石や水も、すべて、この極限に分かれた粒子(ヤサカのマカタマ)が変遷して現象に現れたものであり、それぞれの寿命を終えれば、やがて又、元に戻り、アマに還元していく、相似象である。と観じ、それをマガタマと言う表象物に託して表明しているのである
この解説はお勉強されなくては理解はできないとは思いますが、その形、大きさ、素材、色、装飾など他の解説と合わせても矛盾点が大きく、解読の文章には問題ないにしても楢﨑翁には、是非本物に触れてほしかったと20年以上考えてました。
陛下も、カタカムナは深くご存じないと思っていたら、なんとその矛盾点の原因をお話しされました。
『なんで分かると?』
と、思いつつ
近くで、見ると、
凄い!凄すぎる!!
20数年不可解に思っていた謎が、瞬時に理解できました!
これは、実物を見ないと分からないはずです。
歴史と文化を正しく伝えるって難しいとは思います。
この謎は、見ないと解けないはずでした。
見ただけで幸せになる話、
これも、ほんの入り口でした。